
この人のそばだと、なぜかうまくいく。四柱推命が出す3つのサイン
ある人のそばにいるときだけ物事が進むのは、気のせいではありません。四柱推命では、こうした関係を相生と呼びます。
本音を言わないのは、心がないからとは限りません。感情が言葉になるまで時間がかかる人の内側を読み解きます。

韓国式四柱推命でわかる恋のかたち · 第3回
あの人が本音を言わないのは、気持ちがないからとは限りません。こういう人は、命式(めいしき)に水(すい)が少ないことがあります。 水は、感情を外へ流す通り道に似た気です。少ないと、気持ちが言葉になるまで時間がかかります。話す練習の場がなかったり、心配を背負わせまいと一人で飲み込んだりします。
デートの帰り、相手の返事が短くなります。「何かあった?」と聞いても「別に」。重ねて聞けば負担になり、聞かなければ離れてしまいそうです。やがて片方の声は大きくなり、もう片方は黙ります。
五行(ごぎょう)で見ると、この場面は違って見えます。水は流れ、染み込む気です。胸の内の感情が、言葉になって外へ出る動きと似ています。

韓国式四柱推命で「水がない」とは、命式の八つの文字に水が一つもないか、あっても季節や位置の影響で働きにくい状態です。珍しくはありません。五つの気が均等にそろう命式のほうが少なく、たいていは何かが少ないか、一つに偏っています。

嫌なことがあった瞬間に「今の言い方、傷ついた」と言える人もいます。水が少ない人は、その場では自分がなぜ苦しいのかわかりません。胸が詰まり、口数は減っても、それが寂しさなのか疲れなのか、まだ分けられないのです。
だから「どうして何も言わないの?」と聞かれても、本当に「話すことはない」と感じます。感情がないのではなく、まだ文章になっていません。二日後に「あのとき、無視された気がしたんだ」と気づくことがあります。
「寂しい」「不安だ」「一人にされた気がする」を分けて話すには、そう口にした経験が必要です。感情表現も、あとから身につけていくものです。
水が少ない人は、身近な大人が気持ちを言葉にする場面をあまり見ていないことがあります。家ではつらいことを各自で片づけ、悲しくても「それくらい我慢しなさい」で終わる。謝るときも、言葉より行動で埋め合わせてきました。本音を尋ねることは、隠した答えではなく、その場で初めて表現を作ってもらうことなのです。
つらいことを一人で抱える人がいます。話せば相手まで重くなると思うからです。仕事の問題は解決してから伝え、体調を崩しても治ったあとで「実は大変だった」と話します。
聞く側は、近い関係なのになぜ自分だけ知らなかったのか、信じてもらえないのかと寂しくなります。でも本人は反対です。信じていないのではなく、背負わせたくなかったのです。沈黙を、相手を守る方法として覚えてきました。
「どうしたの?」「何を考えているの?」では、答える範囲が広すぎます。「つらいのは仕事、それとも私のこと?」「寂しい? 一人になりたい?」「今日話す? 明日にする?」のように狭く聞くと、近いものを一つ選べます。「どちらでもない」も手がかりです。違うものが一つわかったからです。
答えが返ってきても、すぐ意味を決めつけないことです。「そうだったんだ。もっと話したくなったら聞くよ」で止まると、案外そこから進みます。必要なのは心を当てる人ではなく、遅れて出た言葉も、そのまま受け取る人です。
あなたの命式はどうでしょう。自分の五行を見てみる